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イボ・カロビッチのプレースタイル

今回はクロアチアの巨人。イボ・カルロビッチのプレースタイルについて特集します。この選手、実は37歳でベテラン中のベテランです。サッカー界の『カズ』に近い位置づけ。しかも身長は2m11cmと超大型。

今から紹介する動画を見ると白髪交じりの巨大なオジサンなので、驚くと思います。でも、まだまだ現役。最近では錦織選手にも勝ちましたし。

まずは、ドーハオープン2015 ジョコビッチ対カルロビッチの試合をどうぞ。(先に試合結果をいうと、この試合ジョコビッチは負けます。恐るべし、カルロビッチ。)

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プレースタイルは、クラシック(典型的)なビッグサーバー

とてもクラシックなビッグサーバーです。時代を感じるくらいに。足は遅く、ネットプレーを得意とします。2m11cmある身長なので、もちろんサーブは一番の武器です。

ジョコビッチですらサーブに反応できず。ラケットタッチも良いので相手のショットもボレーで跳ね返します。

 

ハマったら怖い選手。

テニスの試合はブレークされなければ、勝てます。つまり自分のサービスゲームをキープし続けること。ビッグサーバーはサービスが武器なので、サービスキープが肝です。

これが逆にプレッシャーになってサービス合戦になると、負けたりします。この試合では、完全にカルロビッチはハマってました。見ていて安心するくらいにサーブが決まっていたのです。

ジョコビッチはゲームが決まらないから不安でしょう。最後はタイブレークまでもつれます。

 

バックハンドはスライスしか使わない選手。

バックハンドは必ずスライスです。ただ、スライスも左右で打ち分けるテクニックがあります。また、守りのスライスと攻めのスライスを使い分けているので、やりにくい相手ですね。

ジョコビッチもカルロビッチのスライスに苦戦してました。両手バックハンドは持ち上げるショットが苦手です。スライスは持ち上げないと、ネットに掛かります。これを利用され、甘いショットを決められてましたね。

 

冷静な姿勢が素晴らしい。

常に冷静な選手です。37歳という年齢なので当然かもしれませんが。自分のミスや相手の良いプレーで乱れることがありません。

驚いたのはネット前での判断力の速さ。コースの読みが卓越しています。相手のショットを予測してボレーを決めています。

 

全盛期のナダルにも負けてない。全豪2010 ナダル対カルロビッチの試合

2010年はナダルとフェデラー両雄の時代。ナダル全盛期です。その時代でもカルロビッチ負けてません。1セット奪います。

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この時も、ビッグサーバースタイルは変わってませんね。サーブとネットプレーでナダルと互角。

 

カルロビッチの試合は面白いですよ。

現代のビッグサーバーは、全て均等に上手いんですよね。ラオニッチもサーブは強烈ですが、ストロークが主体のプレースタイル。チリッチも同じですね。

一方カルロビッチは、バックハンドはスライスだけで決める気はありません。彼の武器はサーブとボレーだけ。豪快で飽きないテニスです、本当に。