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全米オープン2014 錦織圭 対 S・ワウリンカ 解説(動画付き)

ラオニッチを撃破してノリに乗っている錦織選手。ラオニッチは同世代のライバルというべき存在で、彼のサーブには何度も苦しまされてきました。錦織が勝てば次の大会ではラオニッチが勝つ。不思議とこの2人は試合で当たるんですよねえ。

さて、準々決勝は管理人が大好きなワウリンカ選手。彼の持ち味は、片手バックハンドからのダウンザラインやアングルショット。

https://www.youtube.com/watch?v=gEjOZBIU6J0

今大会でも、ワウリンカの持ち味はいかんなく発揮されています。一方の錦織、彼の持ち味は良く走り、良く捕る。そして折れない心。

序盤、ゲームの進め方は、動画を見て分かるように明らかにワウリンカが上でした。ショットの精度やコースも多彩で常に一歩攻めています。錦織は防戦一方でしたが、テニスは守備だけをしても勝てるスポーツ。徐々に、錦織のタフさとメンタルの強さがあらわれてきます。

特に、顕著だったのは3セット目のタイブレーク。ワウリンカは7-7になって、明らかなチャンスボールをアウトでミスをしてしまいます。イージーなミスではありますが、かなりきわどいコースを狙った結果のようにも見えます。つまり、ワウリンカの頭の中では「厳しいコースに打たないと捕られる」という意識が働いたのではないでしょうか。

第5セットあたりになると、ワウリンカに明らかな疲れがでてきました。ボールにキレが無いし、多彩な角度を点いたショットも無い。もちろん体の疲れもありますが、メンタルの疲れも大きい。先ほど書いたように、ワウリンカとしては良いショットを打ってるのに相手は何度も返してくる。だったら、もっと際どいコースへもっと左右へふってやろう。と思ってしまいます。簡単に打ってるように見えますが、非常に神経を使うショットです。

それを続けているうちに疲れてしまったワウリンカは最後ダブルフォルトで自滅してしまいました。恐るべし錦織圭。まさに海外メディア評通り「タフネス&メンタルモンスター」の異名通りの試合運びです。錦織圭はスロースターターだという評を見かけますが、それもそのはず。序盤よりも後半の試合が煮詰まってきたときに、タフさとメンタル面が活きてくるからです。

ところで怪我はもう大丈夫でしょうか??以前、痛み止めを飲みながら試合に臨んでいた時期もありました。決勝も問題なく力を発揮して優勝して欲しいですね。