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2014デビス杯 チェコ対日本 敗因を分析

・概要

チェコ対日本の戦いが終わり丸1週間経ちました。当HPでも、デビス杯については、そのゲーム制度やWG(ワールドグループ)に入ることの難しさを説明しました。詳しくはこちら→「デビス杯でベスト8に入ったことがどれだけすごいことが説明する。」

デビス杯は、他の大会と比べると異色の大会であると言えます。まず、

・     チーム戦であること。

・     賞金が無いこと。

・     オリンピック以外で、唯一、国を賭けた試合であること

です。

基本的にテニスは個人競技でですが、デビス杯はテニスでも珍しいチーム戦で行います。(シングルス1、2とダブルスの先に3勝した方が勝利します。つまり、先程の順番で3連勝すれば、それが最短距離での勝利です。)

いやらしい話、個人試合で勝ち進む方が世間的なアピールが圧倒的に優位です。また、デビス杯では賞金も出ません。よって、プロ選手の中には、デビス杯を重要視しないことも多々あります。

現に、今大会でもチェコのベルディハ、カナダのラオニッチ、日本の錦織圭が続いて不参加を表明しています。もちろん、これらの選手は怪我の状態が良くないという理由ですが、裏を返せば、「デビス杯前後のツアーが重要」ということや、「デビス杯を目標に身体の調整を行ってこなかった」ことを意味しています。やろうと思えば、デビス杯に照準を合わせて体の調整を行うことはできるはずですから、これは事実でしょう。

 

 

・日本とチェコの戦力分析

過去の戦績や個人選手から比較すると、チェコが圧倒的に日本を上回る戦力を有しています。まず去年のデビス杯でチェコは優勝。ランキングを纏めると以下のよう。

100位以内に入っていない選手は圏外とします。

チェコメンバー一覧(ベルディハ欠場) ルーカシュ・ロソル:48位 イリ・ベセリ:圏外 ラデク・ステパネク:40位(元8位) トマシュ・ベルディハ:5位

 

日本メンバー一覧(錦織圭添田豪 欠場) 内山靖崇:圏外 ダニエル太郎:圏外 錦織圭:18位 伊藤竜馬:圏外 添田豪:圏外

 

チェコの大きな戦力としては、48位のロソル、元8位のラデク・ステパネクがいます。勢いのあるロソルと、前回大会でも勝利に貢献したベテランのラデク・ステパネクは、けっして油断できる相手ではありません。

加えて日本はシングルス1、2が欠場という状況です。錦織圭選手は度重なる連戦で股関節を痛め、添田豪は謎の発熱と下痢により欠場しました。僕は、この2人が欠場がものすごく悔しいです。不謹慎な話、ベルディハが欠場すると早くから決まっていたときは、日本の勝利もあり得ると感じていたからです。

怪我や体調不良なので、しょうがないと言えばそれまでですが、僕たちプロテニスファンは、これじゃあ本気になって応援できません。国を背負うという熱も伝わってきませんでした。

日本側の唯一良かった点は、ダニエル太郎という新戦力を試すことができたこと。内山手を含め今後の日本テニス界を担う若手選手がもっと育っていくことを願います。