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錦織圭選手の世界ランクが16位(最高11位)ということが、どれだけ凄いことだろう?

全豪オープン後に錦織選手のATPランキングが16位へと上昇しました。この調子で今季の試合も勝ち続ければTOP10以内も夢ではありませんね。

ところで、日本人でATPランキング16位って驚異的なことだってご存知でしたか?これまで日本人の歴代ATPランキングの最高位は松岡修造の46位でした。錦織選手はそこから、30番代も塗り替えて世界TOPクラスの選手となっているのです。

とは言っても正直それが凄いんだかどうかわからない。その意見よくわかります笑。そもそもATPランキングとは何?ということだと思います。

まずATPとは男子プロテニス協会の英語頭文字をとった単語です。ATPは国際団体で、世界各地でATP主催の賞金付きトーナメント大会が開催されています。また、それと同時にATPはATPポイントを勝者に付与します。そうすることで、選手をランク付けしています。

ポイントは当然、優勝した方が多くもらえます。グランドスラムの優勝者には2000ptが付与されるため、一気に上位選手となることができます。

さて、このATPが年間を通して世界各地で主催している国際試合を、「ATPワールドツアー」と呼びます。ワールドツアーの大会はピラミッド型になっていて、例えば、このワールドツアーの頂点にある大会が、いわゆる四大大会と呼ばれる全豪、全仏、全英、全米オープンです。そして、その下にワールドツアーファイナル、さらに下にマスターズ、ATP500シリーズ、ATP250シリーズがあります。これら、ATPツアーの大会はピラミッド型で、上のレベルの高い大会に出場するためには、ATPポイントを一定条件もっていることや、参加資格があります。

さらに、普通の選手はそもそもATPワールドツアーに参加することさえ許されていません。ATPワールドツアーの下部大会にATPフューチャーズ大会、ATPチャレンジャーズ大会というものがあってこれらの下部大会で勝ち実績を積むことで、一定以上の世界ランクと参加資格を満たし、ATPワールドツアーに参加することができます。

もちろん私たちが良く知っている選手は、そんな条件当たり前にクリアして毎年ATPツアーに参加しているのですが、多くの日本人選手はまずワールドツアーに参加することを目標としています。

ましてや、ATPツアーに参加できるようになっても、そこで勝たなければトップランクの選手となることはできないわけです。ちなみに、世界1位のナダルのポイントは、14330、ジョコビッチが10580、ワウリンカが5710、10位のツォンガは2885、錦織圭は1965です。先ほど言ったように、ATPワールドツアーはピラミッド型の大会構成になっていて、四大大会で優勝すれば2000ポイント入りますが、そのさらに下のATP250シリーズでは、優勝しても250ポイントしか入りません。

よって、10位のツォンガとのポイントの開きが1000近くあるので、年間ツアーでATP250シリーズを4回くらい優勝してトップ10入り出来るかどうかという計算です。実際には相手も年間ツアーを行っているわけで、やはりビッグな大会で優勝もしくは準優勝しないとなかなかトップ10入りは厳しいです。

それでも、錦織圭選手が16位に入っていること自体が相当凄いことで、コンスタントにワールドツアー本戦で勝ち進んでいることがうかがえます。

こんなところで、錦織選手がどれだけすごいのか理解頂けましたか??個人的にはサッカーの香川や本田、長友と同じくらい凄い選手です。次回は、もう少し詳しくATPワールドツアーのポイント制度について書いていきたいと思います。

錦織選手がランキングを上げてきたのは、楽天オープン2012頃からです。この時の楽天オープンでは、決勝をカナダのラオニッチと戦い見事優勝しましたね。楽天オープンは規模がそれほど大きくない試合ですが、この2012年は震災支援ということもあり、アンディーマレ―、ラオニッチ、ワウリンカ、ベルディハ、アルマグロモナコというトップ選手の頂点に立ちました。ちなみに、1回戦は日本の添田豪でしたが、圧巻のストレート勝ち!そんな軌跡がつまったDVDがこちらで買えます!