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デビス杯で日本がベスト8に進出したのは、そんなに凄いことなの??(中編)

さて、前回の記事ではデビス杯とはそもそも何なのか?どういう大会なのか?説明しました。今回はデビス杯で優勝することがなぜ困難なのか、そもそもベスト8に入ったことがなぜ凄いのか説明したいと思います。

これはデビス杯の大会ルールが大きな要因です。

デビス杯の優勝は全世界から選抜された16カ国によるトーナメント方式で決められます。つまり4回勝てば優勝なのですが、そもそも、この16カ国に入ることが難しいのです。

まず、デビス杯の優勝を争うトーナメントに出場できる16カ国のことを「ワールドグループ」と呼びます。このワールドグループに入るためには、各大陸ごとに「アメリカゾーン」、「欧州・アフリカゾーン」、「アジアオセアニアゾーン」に分かれて試合を行い代表国となったあと、ワールドグループの1回戦敗退国とプレーオフ試合をおこなって勝てば、次回ワールドグループ国となります。

このワールドグループ以外のゾーンに分けたグループを「地域グループ」と呼びます。さらに、地域グループは4つのグループに分かれています。例えば、「アメリカゾーン1」、「アメリカゾーン2」、「アメリカゾーン3」、「アメリカゾーン4」というように。ゾーン1~4の違いというのは、ゾーン1が地域グループでの一番強い国のグループで、ゾーン4が弱い国グループです。よって、ワールドグループに入るための入れ替え戦代表国となるためには、まず「○○ゾーン1」に入る必要があるのです。

ゾーンごとの入れ替え代表国数は、「アメリカゾーン1」から2カ国、「アジア・オセアニアゾーン1」から2カ国、「欧州・アフリカゾーン1」から4カ国の計8カ国が、ワールドグループ1回戦敗退国との入れ替え戦に進むことができます。

日本を例に言いますと、「アジアオセアニアゾーン1」にまず入り、そのゾーン1に入っている国同士でトーナメントを行い、上位2カ国を目指します。2カ国に入れば、その後、デビス杯の1回戦敗退国と入れ替え戦プレーオフ戦)を行い、その国に勝つことで、ようやく来年のデビス杯ワールドグループの16カ国となることができます。

と・・・いうわけで、日本がワールドグループに進出したのは、1981年、1985年、2012年、2014年の4回だけなのです。今季はカナダに勝利したので、1回戦敗退は逃れました。よって来年の2015年デビス杯もワールドグループとなります。

今年はのデビス杯1回戦はカナダでした。エースのラオニッチが怪我による欠場だったので、格下相手の試合かつ、錦織選手の相手が棄権したため、3日目の試合を行わずして2回戦へ進むことができましたね。

【大会1日目】

・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× P・ポランスキー ・シングルス第2試合:添田豪 ×-○ F・ダンチェビッチ

【大会2日目】 ・ダブルス第1試合:錦織圭/ 内山靖崇 ○-× D・ネスター/ F・ダンチェビッチ

【大会3日目】 ・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× F・ダンチェビッチ ・シングルス第2試合:添田豪 vs P・ポランスキー

次回は、そもそも「アジア・オセアニアゾーン1」で入れ替え代表国の2カ国に残ることが難しいということについて書きたいと思います。